歯列矯正

よくある歯列矯正の失敗例

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歯列矯正は、歯医者さんがきちんと治療計画を立てて行いますが、思ったように治療が進まなかったり思ったような働きが得られなかったりするケースも中にはあります。これから矯正を始める人が失敗しないためのコツをまとめてみました。ぜひ矯正を始める前に参考にしてみてください。

失敗例① 改善が見られない/改善に時間がかかり過ぎている

矯正を始めて何年も経っているのに出っ歯などの噛み合わせが改善されないまま、想定されていた期間をすぎてしまうケースがあります。また、まだきれいな歯並びになっていないのに、治療終了を告げられるケースもあります。
元々の治療法が、噛み合わせの程度や難易度に適していなかった可能性があります。

失敗例② 正中が合っていない

矯正治療は終了したものの、正中(口の中心)がずれてしまっていて食べ物がよく噛めなくなってしまうケースがあります。矯正したことで顎が左右にズレてしまい、見た目にも顔が歪みます。どの歯を使って噛むのかはっきりしない状態で食事を続けているうちに、頭痛や肩こり、顎関節症などを引き起こしたり不定愁訴の原因にもなっていると言われています。矯正がうまくいかなかったと相談に来られる患者さんの中にもこのようなケースがあります。

失敗例③ 噛み合わせが悪くなった

治療を継続しているうちに前歯が出てきてしまい口が閉じなくなるケースです。オープンバイトという不正咬合の状態で、奥歯は問題ないものの前歯が噛み合わず前歯で食べ物を噛み切ることができず奥歯で食べるので、奥歯だけに負担がかかってしまいます。骨格的に問題があり、下あごの成長方向が悪い人がなりやすい傾向があります。

失敗例④ 後戻りしてしまった

矯正治療自体は成功し、歯並びはきれいになったが、再度悪くなってしまうことがあります。矯正治療を終えた直後は歯を支えている骨が完全に固定されていない状態のため、歯並びがきれいに整っていても後戻りが起きやすかったり、小児の矯正後に骨が成長して後戻りを生じる場合があります。

失敗例⑤ 顎に痛みを感じ噛めなくなってしまった

矯正によってかえって噛み合わせが不安定になり、顎に負担がかかって顎関節症になるケースがあります。食べ物を食べるときにどこで噛むのか定まらなくなり、口を開けるたびに音がするようになってしまうこともあります。

失敗例⑥ 治療や説明に疑問を感じる

これまでに挙げた失敗例のように、途中で思ったような結果が得られなかったり望んでいたような結果が得られなかった。説明に納得がいかなかった等で、かかりつけの歯医者さんに不信感を抱くケースもあります。矯正治療は長期にわたり続いていくものなので患者さんと歯医者さんの信頼関係が無いと双方にとって満足いくものではなくなってしまうケースがあります。このような事例でセカンドオピニオンとして相談に来られる患者さんもいらっしゃいます。

まとめ

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